先日出来上がったブラックのK3Plus、もう少し掘り下げて書いていきます。
参考に現在所有している16インチ305のK3Plus(売却決定済)、16インチ349のK3Plus(製作中)との比較も入れています。
ハブ:Pwerway ストレートプル用 24H
スポーク:HTエアロ #14 ブラック
ニップル:Pillar アルミロング #14 ブラック
タイヤ:DURO HF-143 BEAT HE14×2.215
チューブ:SCHWALBE SV3
グリップ:ERGON GP1 Sサイズ
ハンドルバー:FSA MTB SL-K Flat Handlebar31.8mm
ディスクブレーキキャリパー: SHIMANO BR-M640
ブレーキレバー: SHIMANO BL-M640
ブレーキホース:HOPE ステンメッシュホース ※その他はニッセンケーブル※
ディスクローター:(F)mi.Xim160mm (R)mi.Xim140mm
キャリパー台座:SHIMANO SM-MA
シフトレバー:SHIMANO SL-M640-R
カセットスプロケット:SHIMANO CS-HG50 11-36T
チェーン:SHIMANO CN-HG95
クランク:SHIMANO FC-M640 170mm ※BB付属※
チェーンリング:DECKAS 104BCD×52T ナローワイド
シートポスト:オリジナルチタン製ロングシートポスト600mm
シートポストシム:オリジナルプラスチック製シム
前後マグネット:異形タイプ
ステム:DAHON純正可変ステム
サドル:ERGON SMC3-S ※通常はMサイズ、折り畳み時のサイズを考えSサイズを使用※
【ホイール】
まずK3Plus最大の特徴である16インチ305サイズにサイズアップされたホイールとタイヤですが、残念なことにK3Plusのノーマルフロントフォークは16インチ主要規格である349サイズのホイールとタイヤに対応していません。
❕オークションやフリマでノーマル状態で349対応との記載がある場合がありますが100%誤植です❕
305サイズのタイヤのままでは国内でのタイヤの選択肢がほぼありません。ほぼないどころか消耗品であるタイヤとチューブの入手そのものが困難を極めます。
仮に入手できたとしても、言葉は悪いですが「安物」ばかりです。
私を含めわざわざK3Plusを手に入れて乗ろうとしている人であればその状態は我慢できないのではないでしょうか?
そこで出てくる選択肢が
16インチ349にインチアップ
14インチ255にインチダウン
共にメリットデメリットありますので、どちらを取るかは完全に好みになります。
インチアップVerは別途オーダー中の為、今回のK3PlusはインチダウンVerにした次第です。
カーボンリムを選んだ理由はディスクブレーキだから。
リムブレーキなら絶対に選びません。
ただでさえ回転数の多い小径車、それも14インチ、16インチクラスでリムブレーキでカーボンホイールなんて私から見ると狂気の沙汰です。
ちなみにリムからスポーク、ニップルに至るまでメーカーその他の選択は全てショップにお任せしました。
こちらから伝えたのは「14インチのカーボンホイール」という事だけです。
いつもこちらの意図を汲んで組み上げて頂けるのは感謝しかありません。
16インチ305(赤/黒K3Plus)
14インチ255(黒/黒K3Plus)
参考:16インチ349(白/黒K3Plus)
【タイヤ】
14インチの定番はシュワルベのビックアップルでしょう。
最初はそれを予定していたのですが、定番すぎて面白味が無い。
「何か面白いのないですか?」と尋ねたころ、出てきた回答がこのタイヤでした。
無茶ぶりにも対応してくれるのも、引き出しがたくさんあるのも、ミニベロカスタムに強いお店のいいところ。
さらにおまけで言うと、このタイヤ、驚くほど安いです。
重量:460g
空気圧:40(psi)
【シートピーラー】
チタン製です。よくチタンというとすぐに「固着するから気を付けろ」と言う方がおられますが…。今回は固着防止、傷防止のためにシムはプラスチック製シムに変更しています。DANONやternでシートポストが傷だらけになって溜息をついている方、プラシムに交換してみるのも手ですよ。
パイプ:Ti 3 AL 2.5 V
ヤグラ:Ti 6 AL 4 V
【ハンドルバー】
個人的な好みでアルミのカーボン巻です。所謂アルカーボン。完全なカーボンハンドルであればより軽量化出来るでしょうが、アルカーボンのほうが取り扱いに気をつかわないのでそうしています。
【グリップ】
もはやこれ以外ないERGONグリップ。
高いけれどもこれほど効果を体感できるパーツはそうそうないのでは?
特に小径車の場合は効果を劇的に体感できるはずです。
難点はこのコロナ渦でどこも在庫が劇的に不足していることです。
【チェーンリング】
104BCD×52T、ピンとくる方はカスタムマニア。
国内ではこのサイズはまず手に入りません。
所謂大陸系、中華系パーツです。
大陸系、中華系パーツに関しては賛否両論ありますが、安全に直結するパーツで無ければそこまで神経質にならなくてもいいかな、と考え装着しています。
※少し見えているシフトケーブルはニッセンケーブルです※
【ディスクローター】
SHIMANO製6穴ローターの種類が非常に少なくなった今、大陸系、中華系パーツから選択しました。アームがもう少しカラフルでもよかったかな。
リアが140mmなのは160mmにするともはやエアーをまともに入れることが出来ない為です。ちなみに今でもエアーを入れるのは相当苦労します…。
【可変ステム】
今回スタイル上で重要なアイテムです。
純正オプション品を天猫モールで購入したものです。
流石に純正品と言うべきか、とても良く考えられて作られています。
ただ中国国内メインで販売されているパーツとしては日本円で5千円~という価格がネックだったのか、追加で購入しようと思ったときには既にカタログ落ちしていました。
この部品により(高さによりますが)ノーマルK3Plusより3cmほどハンドル位置が前方になります。チタン製のロングシートピラーと相まって、ポジションの自由度は劇的に高くなっています。
因みにノーマルステム
決してスピードは出ませんし、距離を走る自転車でもありませんが、このプラモデル感覚、ミニ4駆感覚はほんと楽しいです。
既存の自転車、既存のカスタムに飽きた方、次の1台にどうでしょう?
今回でK3Plusのカスタム関係はしばらくお休み。
製作中の349ホイール&フロントWの車体が出来上がったときにはまた書きたいと思います。
ComingSoon