E-Bikeの部品構成を変更します
我が家にはE-Bikeが2台
ライフスタイルを一変させる乗り物として非常に満足度の高い買い物でした。今回はその2台の部品を(販売終了した部品を中心に)一部交換します。
なんか堅苦しい書き方をしているのは、E-Bikeには型式認定というハードルがある為です。
1台目
(私)MIZUTANI SERAPHE-Bike黎明期に代理店のミズタニが自社ブランドで展開した自転車。
搭載されるユニットはSHIMANO STEPSE8080(最大70Nm、250W)
2014年に開発されたユニットですがまだまだ一級のスペックです。
車体重量17.5㎏
418.000-
2台目
(妻)tern HSD P9tern Bicyclesがワールドワイドで展開するCompact Cargo Electric Bike
搭載されるユニットはBosch Active Line Plus(最大250W、50Nm)
EN Cargo Bike規格に準じて作られた自転車、というか完全なカーゴバイク。
車体重量25.7㎏
443.300-
e-bikeのルール上、ドライブトレイン全般はノーマル、走行に影響を及ぼさないパーツは変更or追加部分ありの2台となります。
今回はこの2台に”大丈夫と思われる範囲で”手を加えていきます。
その範囲はずばりホイール交換。
カスタム可能範囲が極めて限られるE-Bikeだからこそ、効果的なパーツ交換を行っていきたいと思います。
まずSERAPH
【交換予定ホイール】
FULCRUM RACING ZERO CMPTZN DB CUSTOM
1579g
【標準装備ホイール】
SHIMANO RX-31
2008g
429g!の足元の軽量化。
これは確実に効果あります。分かりやすい説明がありましたので引用しておきます。
ー引用開始ー https://icanjp.com/blogs/news/road-bike-weight-reduction
クルマに例えるとわかりやすいのですが、人間の体が自動車のボディにあたり、足と手がサスペンション、そして、バイク全体がタイヤ周り、正確にはバネ下にあたるという説です。
ご存じの通り、バネ下を軽くすることは、自動車の運動性能に絶大な効果があります。
バネ下にあたるバイク全体の軽量化はそれゆえ大きいということになります。
ちなみに加速エネルギーを式で表すと…
全加速エネルギー = 直線加速エネルギー + 回転加速エネルギー= 0.5 m v2 + 0.5 I ω2
m は車輪質量[㎏]
v は走行速度[m/s]
I は慣性モーメント[kg m2]
ω は回転角速度[1/s]
車輪の全加速エネルギーのうち≒60%が直線加速エネルギーそして≒40%が回転加速エネルギー。タイヤの慣性モーメントは、軽量車輪の慣性モーメントの約半分を占めます。
要はホイールを軽くすると走りが変わるよ!です。
安い買い物ではないですし、今装着しているホイールに問題があるわけではありませんんので、次回オーバーホール時に消耗品交換と同時に交換します。
今は普段の買い物~ヒルクライム~通勤~トレーラー牽引まで雨の日も風の日も使用しているので流石に勿体ない…という本音もありますが😅😅😅
続いてHSD
FASTOP ORIGINAL CARBON WHEEL
国内で正規で扱っている仙台の銀輪舎さんを通じてオーダー。
e-bikeという事で使用車種と希望を銀輪舎さんを通じてFASTOPに連絡。
その情報を元に先方で完組ホイール状態まで組んでもらいます。
車体重量やe-bikeならではのトルクのかかり方を考えると、ほぼその車種専用品になるのは致し方なし、というか当然の成り行きですね。
今回はHSD用でオーダーしますが、同じく同社のヴェクトロン用(その他車種用)もオーダー出来るようですので、興味ある方は問い合わせてみてはどうでしょう。
公式のSNSよりDMにて問い合わせ可能です。
【参考】
BOSCHさんの公式見解
✓パーツの交換や改造などはしてはいけない
✓e-Bikeを構成しているパーツ全部でe-Bikeとして登録
✓一つでも変えてしまうと型式認定から外れ違法
しかし
✓消耗品などの交換は認められている
⇒出来れば同じものに交換してほしいが交換が出来ない場合は仕方のない部
だそうです。
所有するHSDに至っては、ペダルやベルに至るまでノーマルで使用しているのはこの見解に基づいているから、というものもあります。
(考え方、とらえ方は色々あるでしょう)e-bikeをカスタムしようと考える場合は必ず念頭に置いておかないといけない事項となります。
👉違法改造車につき、保険下りません!とかなったらもしもの時に目も当てられませんのでね。
街中を疾走している完全違法なフル電動自転車とは違います。
モラルを守って楽しく乗りたいものです。