輪行袋、輪行バック…
どれが良いか悪いかは今やネットを見れば迷うに十分な情報が溢れています(笑)。
でも折り畳み自転車は「輪行」するだけがすべてではありません。
「車載」、という機会も輪行に負けず劣らずあります。
例えば…
キャンプ道具と一緒に
釣り道具と一緒に
帰省の際の荷物と一緒に
などなど。
実は車に載せる場合、巷で言われている”使いやすい輪行バッグ”がそのまま使いやすい…とはなりません。
なぜって必要な機能が違うので。
もっとも分かりやすいのが…
・自転車を全て覆う必要がありません
・小さくたためる必要もありません
前置きが長くなりました。
今回は私が過去使った「輪行バック」いや、「車載に便利だったバック」の紹介をしたいと思います。
【キャプテンスタッグ 大型収納 トートバッグ M-1680 / M-1681】
・2015年にアマゾンで購入しました。今一度調べたところまだ販売しているようです。
折り畳んだ状態のドロップハンドルに改造したVergeX30Ltd+ヘルメット+ウェア一式+バスタオルを入れた着替え一式を入れて丁度良い感じでした。
上部のバックルと、サイドのバックルである程度鞄の中の荷物を固定できますし、とにかく「安い」です。
フルカバーではないがゆえに、トランクルーム(収納スペース)に並べた際も上から見ると何が入っているか一発で分かります。
よくある隙間に少し詰め込むのも余裕(笑)
汚れたらジャブジャブ水洗いもできますし、隠れた名品、と言ってもいいともいます。
※唯一の難点は底板が無いです。段ボールを入れて使用していました※
【アウベルクラフト ビックトートLL】
・残念ながら廃番商品です。
その名の通りでっかいトートバック。
最初に挙げたキャプテンスタッグと違うのは素材、あとどちらかというと縦方向が長い。私は過去16インチの折り畳んだプジョーを入れていました。
まだたまにオークションやフリマサイトで見かけます。
上部バックルだけでサイドのバックルが無いのが残念ですが、あの帆布の独特な雰囲気が好きな方は機会があれば、探してみるのも良いかもしれません。
https://www.auvelcraft.co.jp/tote/big/index.html
【tern Stow Bag】
・現在進行形で使用しています。
ブルホーンに改装した20インチのVergeP10、同じく20インチのVergeX11を入れています。
車体全てを覆える所謂輪行バックですが、使用しないときのサイズ感から分かるように、輪行には全く向きません(笑)荷物になるだけです。重さも1.3㎏程あります。
ただし生地の厚さ、パッドの厚さや入り具合は、「自転車を保護しています」という鞄の主張をユーザーに感じさせるには十分なものがあります。
車のトランクルーム(収納スペース)にまずはこの鞄に入れた自転車を積んで、そのあとに気兼ねなくポンポン荷物を放り込む、という使い方にはぴったりです。
それ程安心感のある鞄です。
【DAHON エルボルソ】
・廃番商品です。
が、使ってみると非常に良くできています。
現在進行形で使用しており、20インチのternLinkC8、16インチのDAHON K3Plus 、14インチのDAHON DovePlusなどを入れています。
tern Stow Bagのように厚いパッド、担ぎやすい袋そのものの形状。トートバックタイプでどの車種もほぼ入るフレキシブルなサイズ。
※使わないときは畳んで付属の袋に入れて、リュックのように背中に担げます※
これは是非再販をお願いしたいバックです。
見つけたら購入をお勧めします!
メーカーサイトより引用
【DAHON エアポータースーツケース】
【DAHON エアポーターミニ】
・残念ながら共に廃番商品です
写真はエアポーターミニ、これでミニです(笑)
共に廃番になってはいますが、ほぼ同サイズのtern製の鞄がまだ販売されています。
エアポータースーツケースには20インチのDAHON VectorX27h
エアポーターミニは現在進行形で使用しており16インチのDAHON K3Plus K3Plus
をそれぞれ入れていました(入れています)。
メーカーサイトより引用
いずれの鞄を使うにせよ、車上荒らしには要注意です。
なるべく外から鞄の中身が見えないように注意しましょう。
まとめ
車載に便利なバックお勧め順
①すごく大きなトートバッグ
【キャプテンスタッグ、アウベルクラフト製など】
・容量で言うと170Lは欲しいです。底板を用意すると満足度UP。
価格で言うと最も安く済みます。車載では最も使いやすいと思います。
②すごくパッドが厚いバック
【tern製など】
・ほかにもあるかもしれませんが、普通に手に入る鞄という意味ではほぼ一択と思います。車種により派生のシリーズもあります。
畳んでもこのサイズです…
触っただけでパッドの厚さが分かります
③スーツケースタイプ
【tern、DAHON製など】
・収納に多少コツが要ります。
今日私があげた情報がすべてではありません。
周辺パーツを選ぶ楽しさも折り畳み自転車の楽しみの一つです。
流行りにとらわれない遊び方、使い方を見つけ自分だけのミニベロライフを送りましょう。