TERN VergeX10
tern Verge X10
個人的にこの時代のternには思い入れがあります。
特にこのX10シリーズはそのカラーリングの美しさに大いに魅了されたものです。
まずは全体をビジュアルをどうぞ。
上:ホワイト/グリーン
下:オレンジ/ホワイト
当時はVergeX30ltd、VergeX10×2台、VergeX18×2台の合計5台のVergeシリーズを同時に所有していたほど気に入っていました。←今から考えると総額軽く100万オーバー
メーカー公式サイト
カラーリング以外にも完成度が非常に高い車体でした。
まず9.6㎏という車体重量!
※ペダル、スタンド含まず
後にも先にもその重量をクリアしている車体はそうそうありません。
その軽量な車体に加え…
・見せるカラーリング
・必要十分なパーツ
・カスタムも受け入れる拡張性
・全車種に共通する簡単な折り畳み方法
まさに初心者からちょっとしたマニアまで受け入れる懐の深い車種でした。
(輪行やキャンプが流行っている昨今なら、もっと売れたのではないかな)
まあ、私はそれでは満足できずお約束のカスタムに走ります。
【ホワイト/グリーン主な変更点】
■クランクをスギノ製に変更
OX2-901D Compact Plus+(シングルで運用)
■BBをスギノ製に変更
BB386EVO-IDS24 SUPER CERAMIC CONVERTER
■ブレーキレバーをAVID製に変更
AVID SPEED DIAL7
■ブレーキ本体をAVID SD7に変更
■ハンドルを3T製カーボンハンドルに変更
■RIDEA製ステムに変更
■ERGONグリップをエンドバー付きに変更
はい、これでスタンド付きで10㎏台
ほんと軽かったです。
【ホワイト/オレンジ主な変更点】
■SHIMANO 4700 TigraSHIMANO 4700 TIAGRAフルセット
■CNTROLTECHカーボンハンドルに変更
■ERGONグリップをエンドバー付きに変更
こちらもこれで10Kg台
素晴らしい!
ちなみにこの時代のVergeフレームに4700世代のFDは基本的に「装着不可」です。安全マージンを削ってバランスを見ながら現物合わせで装着となります。
今から考えればフルセット約4万のティアグラと約5万の105では、5万の105にしておけば…と思わなくもないですね。
でも実は当時700ティアグラが発売されて間もない時。
人とは違うことをしたい根性丸出しで、敢えてのティアグラにしました。
そしてこの2台から、メーカー主催イベントごとに新しいternの乗り換える、というサイクルが我が家で出来上がった、ある意味思い出のある車種でもあります。
コロナ渦でイベントの実施もままならないのは理解しています。
いつかまたこのようなメーカー主催のイベントが再開されること、そして参加できることを切に望みます。
このような形こそが「アフターコロナ」にはより必要ではないのでしょうか。
応援していますternさん。
追記
あっ、この系統のカラーリングの復活もね