DAHON SPEED を手に入れました
世の中はGW真っ只中、自粛でどこにも出かけなかった私ですが、この休み期間中に中古ではありあますが驚くほどマニアックな車体を手に入れました。
車種はDAHON SPEED
知る人ぞ知る?いやほとんどの方は知らない?ところからやってきたこの車体。
「暗黒技研」さんフルカスタムの車体です。
噂にたがわず、期待を裏切らず、ワンオフパーツ満載、の車体でした。
カスタム個所は多すぎて、かつ細かすぎて書ききれません。
詳細は元オーナー様のBLOGを是非ご覧さい。
(ページ数もそれなりにあるので一気にでも、少しづつでも)
この車体、年式は古くても、完璧な「レストモッド」された車体です。
と同時に「ハイテック」された車体でもあります。
「レストモッド」な部分
(旧車をレストアし、さらに現代風にモディファイすること)
・ヒンジ部分のレストア
・ディスクブレーキ台座増設
・カーボンフォーク改装
・スルーアクスル化
・再塗装
etc
「ハイテック」な部分
(旧車の姿形はそのままに、中身は最新のパワートレインや足回りなどを入れるというカスタムのこと)
・現行105を中心に改装されたコンポーネント
・フルセラミック化された前後ハブ
・油圧ディスク化
etc
小技あれこれ
スルーアクスル(折り畳み時に使用するマグネットつき)
削り出しFDブラケット
切削加工されたスプロケ
装着時に工夫が凝らされたBB(元オーナ様のBLOG参照)
もはや異次元の世界です。
極めるとここまで出来る!といういい例です。
べた褒めはさておき、実際乗ってみました。
✓速いです
元々レースでロードバイクに負けないよう皆さん気合を入れてカスタムしているので当然でしょうが、折り畳み自転車の領域を超えています。
うまく言えないのですが、乗ってわかるとはこれの事。
消耗品の交換にお世話になっているショップを訪れた際、スタッフのかたにも乗ってもらいました。
「なんすか、これ?」「はやっ!」これしか口に出ませんでした(笑)
よくセラミックベアリングに交換しても効果云々…という話もありますが、そういう人たちを黙らせる実力があります。
セラミックベアリング交換の際に、ただ交換するだけでは無い事をブログや動画を通じで拝見してましたが、違いますね。←こればっかり。
車でも単車でもそうなのですが”体感できるカスタム”はほんと難しいんです。
✓見て楽しめます
笑う人もいるかもしれません。が、趣味の世界ではこれとても大事だと思っています。
自己満足の為、見て楽しむ
他人がなんだこれ?と見てるのを見て楽しむ
一歩間違えれば趣味悪いですね(笑)
ここまで見て楽しめる折り畳み自転車もそう多くないと思います。
もちろん明らかにワンオフを主張するフロントW用のブラケットだったり、カーボンフォークだったり…見どころがたくさんあるからこそですが。
まだ50kmも走っていないので、ざっと思ったことだけ記載しましたが、満足な車体です。
今後は少しだけ手を加えようと思っています。
以下その案
①ドロップハンドルのままサドル、サドルバッグ、バーテープを交換。そのうえでハンドルバーバッグを追加。
全てBROOKS製の同じトーンで統一してツアラー的、グラベルロード的な雰囲気もいいかな。
②ハンドルポストを変更のうえ、フラットバーに変更もありか。
もはやコンポーネント類は不満もないので、手に触れる所を少し自分好みにしようと考えています。
こういうの考えるのはほんと楽しいです。
そして折り畳みならではの楽しみですね。
最後に、DAHON SPEED RBの入荷を首を長くして待っていた私にとっては、いい意味で思わぬ買い物が出来ました。
もう少し乗り込んで、また何回か続きを書きたいと思います。