これからDAHON K3Plusの購入を考えているかたへ
久々のK3Plusです。
よくも悪くも色々経験しました。
今回はそのことについて書きたいと思います。
今後購入、カスタムを考えておられる方へ参考になれば幸いです。
【同時購入必需品】
リアRDハンガー
アリエキスプレス購入、タオバオ購入、その他どこで購入するにしてもこちらは必需品です。以前は(そもそもメーカーからの出荷時より)梱包状態がどこも悪く、到着即交換なんてざらでした。
(曲がり例)
(曲がりが酷く、RDの一部がカセットにタッチしていた例)
ある時期を境にメーカー出荷時の梱包が変わり、現在は飛躍的にハンガー破損は少なくなっています。
他のパーツは正直なんとかなりますが、これだけはどうにもなりません。備えあれば憂いなしの代表的なパーツです。
(最近の梱包例)
✓壊れていたら販売元に言えばいい
✓壊れていたら運送業者に言えばいい
それで解決するのは国内だけと考えて問題ありません。
(以前の梱包例)
RD近辺注目です。
【同時購入&即時交換お勧め品】※各種作業含※
ペダル
ノーマルで装着されているウェルゴペダル(R200Dj )はとにかく回りません。
笑うほど回りません。
着脱や折り畳みも出来ませんので、ここは素直にMKS製などの信頼できる品に交換をお勧めします。
よくLitepro等、所謂中華パーツで同等を謳ったペダルもありますがお勧めしません。
ベアリングが入っているのが片方だけ、片方はグリスのみだったりする製品はザラです。まあ確かにベアリングが入ってることには変わりない…
グリップ
抜けます、回ります。
個人的にはERGON一択ですが、KCNC製なども良いと思います。メーカーはさておき、エルゴ形状で、ロックオンタイプに変更すれば間違いないでしょう。
ブレーキパッド
キャリパー本体含め、DAHONオリジナル機械式が標準でついてきますが、せめてここには手を付けましょう。
いきなり交換がお勧め。フィーリングが劇的に変わります。
一番お勧めは油圧ディスクへの変更。シマノのボトムグレードでも必要十分な性能があります。油圧ディスクのほうがメンテナンスも楽ですよ。
(油圧ディスク化、ローター大口径化)
リアエンド平行修正
自身が関係した車両は15台以上になりますが、平行が出ている個体は皆無でした。
ディスクブレーキ台座のフェイシング
安定した高い制動力を発揮するディスクブレーキも、ローターとキャリパーの位置が正しくなければ、ブレーキパッドの引きずりによる音鳴りや、片効きによるパッドの偏摩耗、制動力の低下などを引き起こします。
K3Plusに関してはキャリパー側の精度問題も大いにありますが、それは交換してしまえば済みます。台座に関してはそうはいきません。この作業を無視していくらキャリパーを高性能なものに変更しても宝の持ち腐れです。これを行ったうえでブレーキをきちんと調整すれば、元の状態がいか酷いものかわかります。
ヘッドチューブのリーミングとフェイシング
ここも精度が出ていない個体が多いです。
ヘッドパーツの性能をフルに発揮させるとともに、ハンドリングの正確性が増します。
いくら高いヘッドパーツを使っても、その性能を発揮できる状態にしてあげないと意味がありません。
この作業についえては工具メーカさんの解説が分かりやすいです。
参照:HOZANメカニックアカデミーさんHP
https://www.hozan.co.jp/mechanic/mechanical_advice/frame_fork/page8.html
カスタム範囲の広さ、海外からの送料を考えてもそまで高くない価格。
非常に面白い車体である事は間違いありません。
ただしあくまで「自己責任」で乗る「並行輸入車」です。
せめて自身で出来る事は全て行って乗りたいものです。
ヤフオクやメルカリで中華パーツ満載でカスタムされたK3Plusが特定の販売者から販売されていますが、この際だから断言しましょう。
オークションやフリマでより出所の分からない車体を購入するより、個人でノーマルを輸入して、それなりのお金を出して整備していただける国内のお店に持ち込むべきです。カスタムはそれからでも遅くありません。
地味であっても、本当の意味できちんと整備されているK3Plusのほうが確実に走りますし安全です。
また、厳しい言い方になりますが
個人輸入のやり方が分からない、個人輸入はリスクがあると考えるならば、K3Plusは乗るべきでありません。
何かあってから後悔しても遅いですよ。
所有K3Plus一例(過去~現在)
(初級)
・各部フェイシング作業
・ブレーキ油圧化
・ペダル、グリップ交換
(中級編)
・各部フェイシング作業
・ブレーキ油圧化
・ペダル、グリップ、サドル交換
・コンポ改装
(上級編)
・各部フェイシング作業
・ブレーキ油圧化
・ペダル、グリップ、サドル交換
・コンポ改装
・ホイール交換
(特別編)
・インチダウン
・カーボンホイール
・ワンオフチタンシートピラー
・加工アジャスタブルステム
・305→349インチアップ
・カーボンホイール
追記
349ホイールに改装の場合はFフォークの交換が必要です。
現状で問題なく使えるカーボンフォークは以下のみ。
Silverockカーボンフォーク
最後に、同車体に関しては大体の事は経験した自負があります😅😅😅
何かありましたらコメント頂ければここにかけなかった事もお答えしますよ。
いろいろ書きましたがそれでも楽しいK3Plus
お勧めですよ!