Link-Light’s diary

趣味全般のこと。自転車メインですが飼い犬のこともたまに。釣りについても気が向けば書きます。

LOUIS GARNEAU LGS-MV 24S/24

(過去記事が非公開になっていたので、改めて公開)

LGS-MV 24S
LGS-MV 24

 

カンザキグループで購入からカスタム迄を行ったバイクです。
この2台こそまさに不遇の名車と呼ぶにふさわしい2台だと思います。

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共に2014年モデル

 

LGS-MV 24S

まずは元々の紹介文を。

スポーツミニベロバイクの進化系がついに登場
MVシリーズのバイクをよりスポーティーに進化させようと考え、たどり着いた答えがこの24インチでした。ミニベロ特有の取り回しの良さはそのままに、よりスポーティーなライディングを可能とするジオメトリー。ハンドル位置は“LGS-RSR 4”と同じポジションが取れるように調整しました。コンパクトなフレームは輪行する場合にも非常に便利で、旅先でのライディングは24インチのスポーティーで軽快な走りを楽しむことが可能です。もちろん普段の街中でも、小径車とは思えないそのキビキビとした走りは、あなたの行動範囲をきっと広げてくれることでしょう。小柄なライダーや女性にもお奨めの一台です。 
 
そうなんです、24インチなんです!
24インチといえばGiantのMR4のイメージが強いと思いますが、実はルイガノも出していたんです。
当時定価¥89.000-(税別)
コンポーネントはほぼすべてSHIMANO製でかつほぼグレードも統一(CLARISされているというセンスの良さ。ブレーキやハブに至るまでSHIMANO製でした。
 
正直なところ、特にカスタムするようなポイントは無かったのですが、やっぱりウズウズして…ドロップハンドルにしてしまったわけです。
 
STI+ミニVブレーキがどうにもシビアなブレーキ操作を要求してくること以外は、サイズ感といいい、走行感覚といい説明文と乗車した感覚が一致するよいバイクでした。
(ちなみに翌年ドロップハンドルモデルがメーカーから正式に発売されました)
4/28ジオメトリー追記
 
ただコンセプトとして残念ながらちょっと発売されるのが早かったかな。
24インチのGiantMR4を今でも探している方、こちらも選択肢に入れても後悔はしないと思いますよ。
 
参考までにGIANTMR4のジオメトリー

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ホイールベース比較L:1014mm G:996.4mm その差17.6mm
リアセンター:L440mm G:400mm その差40mm
ヘッドアングル:L70° G:73° その差3°
 
人により好みがありますし、メーカのコンセプトもあるであくまで個人的なフィーリングです。
圧倒的にルイガノのほうが走りやすかったです。
MR4F、クイックであることは問題ないし楽しいのですが、リアサスの動きがその動きをどうもスポイルしています。
ロックアウトしてもこの乗車時の感覚のずれはどうも気持ち悪い。
 
むろん24インチでそこまで攻めるな(笑)という話でもあります。
あくまで(結構なスピードで)ダウンヒルをしたとき
全力でヒルクライムしたとき
の私の個人的な感想です。
 
ちなみにダウンヒルヒルクライムのコースはのちに和歌山県那智山ヒルクライムで使われたコースと同じコース。通常の街乗りではそこまで違いは感じないと思います。
 
参考までにこのようなコースです。

スポーツプロデュース熊野NPOさん公式YouTubeより引用https://youtu.be/Y2DtYU6nRKk

LGS-MV 24

こちらも元々の紹介文を。
20インチのMVシリーズよりも、もっと早く、もっと遠くへ
20インチのMVシリーズに遂に24インチモデルが新登場。いままでのMVシリーズのコンセプトはそのままに、より早く、もっと遠くへ行くために24インチモデルを開発しました。“LGS-RSR 4”と同じハンドルポジションが取れるように調整されたジオメトリーは、ミニベロの小回りの良さはそのままにフラットロードと同様のスポーツライドを楽しむことを可能にしました。また、低いスタンドオーバーハイトが特徴の低床フレームはスカートを履いた女性でも乗り降りしやすく、街乗りでも非常に便利です。のんびりとしたアーバンライドから本格的なスポーツライドまでこなす欲張りな一台です。
 
こちらも同じく24インチ。
そして同じく真面目にほぼシマノコンポで固められていました。
このバイクの真面目なところはカラーリングにも表れていて、女性ユーザーターゲットのこちらの「S」がないモデル、車体カラーも綺麗なパールホワイトに設定されていました。
 
メインコンポに関して少し見劣りするALVIOやACERAメインの8Sでした。
こちらはすべてSORAの9Sに改装しました。
加えて妻用という事もありフロントトリプルに、かつBBとチェーンに関してはデュラに改装しました。
 
✓少し話がそれますが、私がCRALIS、妻がSORA、ここ重要です。
✓常にパートナーのバイクの性能が自身のバイクを上回るように心がけましょう。
 
低床フレームの走るバイク、という世界を見ても貴重なバイクだと思います。
DAHONのCiaoを初めとして、日本ではなぜか低床フレームは売れないのでしょう。
残念ながらこちらも廃盤となりました。
 
4/28ジオメトリー追記

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適正身長150㎝~165㎝とのことでしたが、これもまさに正直なカタログスペックだと思います。最近のスタイルのよい方にはそうではないかもしれませんが…

 
コロナ渦で移動手段が多様化している中、24インチというジャンルの復活をつい期待してしまうのは私だけではないと思います。
 
あさひさん、再販を期待しています。